
そう思って英語の勉強をはじめたのはいいものの、毎日勉強するのがしんどくて1週間や1か月くらいで勉強が続かなくなってしまった…。
そんな経験は誰もがしたことがあるとおもいます。
英語の勉強ってしんどいですよね。。。
結果が見えずらいし、すぐには英語力上がらないし、日常生活で必要ないし。
何度も挫折をくり返しながら英語の勉強を続けてきたので、僕もその気持ちがよくわかります。
でも英語の勉強を続けられない理由はちゃんとあります。
その理由を理解して対策を取れば、あなたも英語の勉強を継続できるようになります。
今回は英語の勉強が続かない理由と継続の理由についてお話しします。
英語の勉強がすぐに続かなくなってしまう…、または英語の勉強を続けてきたけどスランプに陥ってやめたくなってしまった…という方に有益な記事です!
ぜひお付き合いください☆
Contents
英語の勉強が続かない理由
英語が続かない理由について、以前下記のようなツイートをしました。
英語が続かない理由は主に3つあります。(実体験から考察)
- 目標が不明確
- 英語を必要とする環境にいない
- 手段が目的化している
英語を頑張りたいなという人は、まずなりたい姿を決め、英語を使う環境に身を置き、常に目的を忘れないことを心がけると、継続力がつきます☆
上記のように、目標が曖昧だったり、英語が必要になる場面が少ない、英語の勉強自体が目的化してしまっていると、英語の勉強を続けるのがしんどくなっていきます。
下記で具体的に説明していきます。
理由①目標が不明確
目標が不明確ってどういうことでしょうか。
実は英語の勉強をはじめてもなかなか続かない人は、“どのレベルまで上手くなりたいのか”を明確に決めていません。
レベルというのは、『英語のテストでそこそこいい成績が取れるレベル』なのか、『英語の字幕なしで映画を楽しめるレベル』なのか、それとも『ネイティブと対等に議論できたり、ビジネスの交渉をできるレベル』なのかです。
これらのような自分の達成したいレベルを決めることなく、ただ漠然と英語が上手くなりたい!と考えているんですね。
なぜ目標を明確にすることが大切かというと、明確な目標によって自分の位置と今すべきことを把握できるからです。
たとえば英語が上手くなりたい!とおもったときに、“TOEICで700点を取れるレベル”まで英語が上手くなりたいと決めたとします。
英語の基礎ができていないとTOEICで700点を取るのは難しいです。
今の実力がTOEIC300点台だとすると、「まずは英語の基本的な文法や単語、正しい発音を学ぶ」というやるべきことが見えてきます。
目標を明確にすることで、自分の位置を把握し、目指しているゴールとの差からいま何が自分に必要なのかを理解できるようになるんですね。
そして人間は『自分に必要だ』『自分に関係している』という物事には、興味や関心を持ち続けられるので、英語の勉強を続けられるようになります。
理由②英語を必要とする環境にいない
英語の勉強が続かない人は、英語を必要とする環境に身を置いていません。
英語を必要とする環境とは、たとえば英語圏の国で生活するとか、国内であっても海外の人と接して英語を使う機会がある環境、英語を使わざるを得ない環境のことです。
日本で普通に生活しているかぎり、英語が必要になることはまずありませんよね。
誰にとっても自分の生活に必要ではないことを習慣化するのは、とても大変ではないでしょうか。
英語の勉強の勉強が続かない人たちの多くは、英語を本当に自分に必要なものとして捉えきれていない場合があります。
その一方英語の勉強が続けられる人たちは、英語が自分に本当に必要なものだと考えているんですね。
それは彼らが英語を必要とする環境にいるからです。
では「じゃあみんな海外留学に行ったり、英語を使う場所で働かないといけないの?」というと、そういうことではありません!
英語を使わなければならない環境は自分で作り出すことができるので、それは後ほどお話しします:)
理由③手段が目的化している
3つめは手段が目的化してしまっていることがあげられます。
手段が目的化するとは、最初の目的を忘れて目的のためにしていた手段を自分の目的にしてしまうという現象です。
1つ例をあげると、『読書』があります。
今回、あなたはビジネスマンだとおもってください。
あなたは頭が良くなりたい(目的)から、読書をします(手段)よね。
でも手段の目的化が起こると、毎月20冊の本を読む(手段⇒目的)ために、速読力をつけよう(手段)と決めます。
(もうこの時点ですでに手段の目的化がおこっています。)
そして速読力をつけるため(手段⇒目的)に、毎月20冊の本を読む(手段)と決めます。
そして毎月20冊の本を読むために、、、。
あれ…?たくさん読書するために速読力つけるんだっけ?となるわけです。
このように最初の目的のためだった手段をするためにほかの手段を作り出し、その手段を達成するためにまた他の手段を取るんですね。
英語の勉強が続かない人には『手段の目的化』が起こっている場合があります。
本当の目的には近づいているのに、目的のための手段ができていないから、そのためにほかの手段を頑張ってしまいます。
たとえば英語が上手くなりたい(目的)から、TOEICで高得点を取ろう(手段)と決めます。
そしてTOEICで高得点を取るため(手段⇒目的)には、たくさん文法と単語を勉強しよう(手段)とおもいます。
そして文法と単語の勉強をたくさん勉強しようとおもうのですが、文法や単語を勉強するには何がいいのかどんな手段がいいのかを考えてしまいます。
英語が上手くなるために英語を勉強するはずが、いつしか手段であったTOEICのスコアを上げるために英語を勉強してしまうのです。
決してTOEICのスコアを上げるのが悪いというわけではありません。
ここで言いたいのは、真の目的はあくまで英語が上手くなることだということです。
手段であったはずのTOEICスコアが目的になってしまうと、本当は英語が少しずつ上手くなっているのにもかかわらず、TOEICのスコアで進歩がないと英語が上手くなっていないと感じてしまう危険性があります。
自分の最初の目標を忘れないことは、英語を勉強する楽しさや継続力をつける上でとても重要なことなんです。
英語学習を継続する秘訣

ここまで英語の勉強をなぜ続けられないのかをお話ししてきました。
原因があるのなら解決法は必ずあります。
ではどうすれば英語の勉強を継続していけるのでしょうか。
継続の秘訣は冒頭でも述べたように3つです。
①自分のなりたい姿、目標を決めること
②英語を使う環境に身を置くこと
③常にはじめの目的を忘れないこと
上記の3つを実行すれば、必ず英語の勉強を継続することができます。
秘訣①なりたい姿、目標を決める
「英語が上手くなりたい!」
もしそう思ったなら次にするのは、“どのくらいのレベルまで上手くなりたいのか”を考えることです。
英語をペラペラ話している姿や、国際ビジネスで交渉が成立して握手をしている自分を頭に思い浮かべてみましょう。
なりたい姿はあなたの目標になります。
目標が決まっていないと英語の学習を続けるのは大変です。
それはゴールの位置がわからないマラソンを走るようなものですから。
この記事を読み終えたら、だまされたと思ってぜひ一度静かな場所でゆっくり考えてみてください😊

秘訣②英語を使う環境に身を置く
目標が決まったなら、次にしたいのが『英語を使う環境に身を置くこと』です。
英語を使う環境といえば、いちばん最初に考えるのは海外留学または海外移住ですよね。
もちろん海外留学にほいっと行けるなら、それが一番手っ取り早いです。でも経済的・時間的・その他もろもろの諸事情で行けない人が大多数ですよね。
英語を使う企業も昔よりは増えているのでしょうが、まだ企業で英語を使う機会は少ないとおもいます。
なので英語の環境に身を置くために、自分で英語を使う環境を整えていきましょう!
具体的には下記のようなオンラインやオフラインの方法があります。
オンライン英会話で毎日30分、外国人の先生と英会話する
HelloTalkなどのアプリや国際交流イベントに参加して、外国人の友達をつくる
英会話カフェや英会話スクールなどで、英語を使わなければいけない環境に行く
上記は相手がいる環境となりますが、一人でも英語を使う環境が作れます。
たとえばSNSで英語で投稿するためのアカウントを作って英語発信したりする。
NETFLIXやHULUで日本語字幕なしでドラマや映画を見るなど。
こういったひとりですることも、立派な英語が必要な環境のひとつです。

秘訣③常にはじめの目的を忘れない
3つめの方法は常にはじめの目的を忘れないことです。
先ほど手段が目的化してしまう話をしました。
手段が目的化してしまうと、自分のやっていることが正しいのかわからなくなります。
これは英語初心者でも上級者でも同じことです。
上級者でも自分のやっていることがちゃんと成果につながるとおもえなければ、英語学習を続けるのが嫌になります。
誰でも自分のやっていることが成果につながっているとわかった方が、とても楽しいですよね😊
何のために英語を勉強するのかを忘れないようにしていきましょう!

まとめ

今回は英語の勉強が続かない理由と英語学習を継続するための秘訣についてお話ししてきました。
まとめると下記のようになります。
【英語の勉強が続かない3つの理由】
①目標が不明確
②英語を必要とする環境にいない
③手段が目的化している
【英語学習を継続するための秘訣】
①なりたい姿、目標を決める
②英語を必要とする環境に身を置く、または英語を必要とする環境を作り出す
③常にはじめの目的を忘れない(英語の勉強自体が真の目的ではない)
英語が上手くなりたいけど、英語の勉強が続かないというのは誰にでもある問題です。
僕も何回も挫折して、いまも挫折しながら英語を学び続けています。結果が出てる感じがしなくて、正直しんどいなと思うときはたくさんありました(笑)
英語の勉強を途中でやめてしまっても、また始めれば何も問題はありません。
英語が上手くなりたい!とおもったときの気持ちを忘れずに、また歩きはじめましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます(^^)/
よい一日をお過ごしください☆