こんにちは! One More Jump!のあつや です。
『自分らしく生きる』って、
すごいかっこいいですよね。
2014年、数年前の話になりますが、日本では『アナと雪の女王』が大ヒットしました。
その映画でエルサが歌った『Let It Go ありのままで』は、みなさんもきっと一度は耳にしたことがあるとおもいます。
その曲で歌われていたメッセージは、
『ありのままの姿をみせよう。』『自分を好きになろう。』
というものでした。
つまり、『自分らしく生きていこう』ということですね。
他にもたくさんの理由がありますが、多くの人がこのメッセージに感動し、共感したからこそ、あの映画は大ヒットしたのだとおもいます。
多くの人が心の奥で『自分らしく生きたい』と願っています。
でも、自分の好きなように行動していたり考えを言うと、必ず批判してくる人や反対してくる人、なかには誹謗中傷してくる人までいますね。
すると、自信を無くしてしまったり、自分ってダメなのかなと思ってしまいます。
そして自分らしさを失ってしまう。。
でもやっぱり『自分らしく生きていきたい!』ですよね。
今回は自分らしく生きるために必要な2つのことを、心屋仁之助氏著の『もう、がまんしない。』のまとめと感想を書きながら、シェアできればと思います。
Contents
自分らしく生きるために必要な2つのこと
自分らしく生きる。
自分の言いたいことを言う。
自分のしたいことをする。
それって、とてもかっこいいことです。
でもそれをするのに必要なことが、2つあります。
まずは、自分を信じる『勇気』がいります。
そして、他人から何を言われても、自分を信じ続ける『覚悟』も必要です。
この2つが必要です。
ですがその2つは、何かをすれば、何かを頑張ってやれば、手に入るものではありません。
努力すれば、勇気や覚悟は手に入るという考え方もありますが、
僕の考えは違います。
実はみんな、
『勇気』も『覚悟』もすでに心のなかに持っているんです。
でもみんな、それを持っていないとおもってしまいます。
きっとみなさんの中にも、僕と同じように
「本当はしたいけど、すると何か言われるからやめておこう…」
「波風立てないほうが楽だから、黙っておこう…」
「自分にはできっこない…」
と、自分のしたいこと、言いたいことを躊躇してしまった経験を持っている方がいるとおもいます。
この時、僕たちは『勇気』も『覚悟』も持っていないことにしています。
本当はそこにあるのに、見て見ないふりをしているんです。
『勇気』も『覚悟』も、僕たちが見てくれるのを辛抱強く待っています。
「まだ声がかからないかな。」「僕たちはここにいるのにな。」と待っています。
『勇気』も『覚悟』も手に入れるものではなく、
「そこにある。」ものなんです。
そんなことに気づかせてくれた、ある1冊の本を紹介します。
それが、『もう、がまんしない。』という本です。
『もう、がまんしない。「自分らしく」生きる練習』の情報

- タイトル:『もう、がまんしない。「自分らしく」生きる練習』
- 著者:心屋仁之助
- 発行年:2017年2月
- 発行所:大和書房
著者の心屋仁之助氏は、1964年兵庫県生まれの心理カウンセラーです。
「自分の性格を変えることで問題を解決する」という「性格リフォーム心理カウンセラー」として活動しています。
現在は京都を拠点として、全国各地でセミナー、講演活動やカウンセリングスクールを運営。
公式ブログ「心が 風に、なる」は月間1000万アクセスを誇る人気ブログです。
公式ブログ「心が 風に、なる」→https://ameblo.jp/kokoro-ya/
ありのままで生きる
本書のメッセージをもし一言で言うなら、
『ありのままで生きろ』
です。
『ありのままで生きる』とは、どういうことか。
それは、
『そのままでいい』ということ、
『ダメな自分でもいい』ということ、
『がんばらないでいい』ということ、
『自分に正直でいい』ということ、
『迷惑かけていい』ということ、
『そもそも幸せである』ということ、
『ちゃんと自分を生きる』ということ、
です。
思考が先、現実はあと、
いいたいことは分かるけど、
それができないから困っているんだよ。
そう思えないから、大変なんだよ。
だって、現実はこうだし、、、
そんな気持ちは多くの人がもっているとおもいます。
でも心屋氏は本書のプロローグで、こう語っています。
好きなことをするためには、人に嫌われてでも、ヒンシュクを買ってでもやる。
イヤなことをやらないためには、人に嫌われてでも、ヒンシュクを買ってもやらない。
そこに「それで食っていく」というものをくっつけると、確かに「現実問題」というものがついてくる。
でもね、
「現実問題」というのは、「現実」にあるのではなくて、「現実問題という頭のなかの問題」が「先にある」わけよ。
思考が先、現実はあと、なわけよ。
現実は厳しい、と「思って」いれば厳しい現実が来るのよ。
だから、
現実は、もっと「甘い」。
現実は、もっと「優しい」。
そう「思って」みて。
現実を見て、そう思えないのは当たり前よ。
今見ている現実は、その前に思った思考が先なんだから。
『もう、がまんしない。』P3,4 はじめにより
僕たちが見ている現実は、『本当の現実』とは限りません。
自分の思考が変わると、見えてくる現実も変わるのです。
『コップの水理論』

多くの人が聞いたことがあるとおもいますが、
『コップの水理論』というお話しがあります。
コップに水が「半分入っている」のと、「半分空である」のは、量的には同じである。だが、意味は全く違う。とるべき行動も違う。
というものです。
同じものを見ていても、ある人とある人では正反対の捉え方をすることがあるのです。
これは心屋氏の語る、『思考が先、現実はあと、』を理論的に説明した例の1つだとおもいます。
あなたの現実は、「半分入っている」方ですか?それとも「半分空である」のほうですか?
ユニークな切り口が面白い
『もう、がまんしない。』を読んでみると、
「え??本当にそれでいいの?(笑)」と、ちょっと面白いユニークな考え方がたくさんあります。
たとえば「ゲスいやつになろう」というメッセージ。
ここでの「ゲスい」とは、
自分に正直に生きることを「悪い(怖い)ことだと思わない人」ということです。
『もう、がまんしない。』P182より
よく使う「下衆い」とは、イメージが違いますよね。
これは「自分勝手に生きることを恐れないで。」という意味合いで、「ゲスいやつになろう」と言っています。
なぜ、ゲスいやつになろうなんて言うのでしょうか?
それは「いい人」は、「ガマン」をしていることがあるからです。
「ガマン」とは、結局は「嫌われるのが怖い」が一番根っこにあり、「嫌われるのが怖い」の根っこには、「自分はそうしないと嫌われる人間」という大前提がある。
『もう、がまんしない。』P184より
「ガマン」していると、「ガマン」していない人を責めたくなったりします。
「ガマン」はもうやめて、勇気と覚悟を持って、自分の好きなことをして、「ゲスいやつになってみる」。
そんな生き方もいいんじゃないかなと思えたお話しでした。
結局、自分次第
自分らしく生きるために必要な2つのこと。
それは「自分にはできる」、「自分は素晴らしい」と、自分を信じてあげる『勇気』。
そして、他人から「お前にはできっこない」、「そんな現実は甘くない」と言われても、それでも「できる」と、自分を信じ続ける『覚悟』。
その2つが必要です。
そして、その『勇気』と『覚悟』は、誰もがみんな心の中に持っています。
その2つはすでにあるのだから、
「自分らしく生きていく」のか、
その2つをまだ持っていないから、
「自分らしく生きれない」のか、
それを決めるのは、僕たち自身にかかっているとおもいます。
おわりに
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
このブログでは主に、英語学習や自己成長の糧になる考え方、読んでみて参考になった本や映画を紹介していきます。
また僕自身が挑戦して、成功したこと、失敗したこともシェアしていきたいと思っています。
もしこの記事が少しでも役に立ったなとおもったら、
ぜひまた遊びに見にきてください!
では、今日もよい一日を☆
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